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【格闘技】

村田、御前KOだ あす世界戦で伝説のプロモーター来日

2019年12月22日 紙面から

記者会見で、トップランクのボブ・アラムCEO(右)と笑顔で話す村田諒太=東京都内のホテルで(北田美和子撮影)

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 トリプル世界戦(23日、横浜アリーナ)の会見が21日、東京都内で行われた。メインイベントで激突するWBAミドル級王者の村田諒太(33)=帝拳=と同級8位スティーブン・バトラー(24)=カナダ=を筆頭に、元世界3階級王者で現IBFフライ級14位の八重樫東(36)=大橋=と同級王者モルティ・ムザラネ(37)=南アフリカ=、WBCライトフライ級7度目の防衛戦を行う王者の寺地拳四朗(27)=BMB=と同級12位の挑戦者ランディ・ペタルコリン(27)=フィリピン=が勢ぞろいした。

 ボクシング界の伝説が、村田と挑戦者バトラーの間に座った。世界的プロモート会社トップランクのボブ・アラムCEO。元統一ヘビー級王者モハメド・アリ、世界6階級制覇のパッキャオらをプロモートし、現在は村田に加え、WBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥とも契約する88歳だ。

 「リョウタは私が会場に行けなかった(2017年5月の)世界初挑戦で疑惑の判定で敗れたが日本で見た世界戦2試合はともにKOで勝った。私は彼の勝利のお守りなんだ。今回もKOで勝つと期待している」とアラムCEO。村田も「ラッキーパーソンが来てくれた。心強く思っています」と目尻を下げた。

 ただ、アラムCEOにはもちろん「守護神」以上の意味がある。村田のビッグマッチ実現に向けての動向だ。

 村田陣営は今回の試合が決定以降、今後の計画を口にしない。昨年10月、次は東京ドームで元3団体統一ミドル級王者ゴロフキン(カザフスタン)と対戦というプランを立て試合に臨み、集中力を欠いて敗れた。だが、村田がゴロフキンや世界4階級制覇のアルバレス(メキシコ)ら超大物との対戦を熱望しているのは周知の事実だ。バトラーは、今回の試合が決まるまでWBO1位にランクされKO率8割。アラムCEOの目前でこの強敵を下せば、メガマッチへの展望が開ける。

 「いい調整ができている。あとはしっかり休息をとって試合に備えるだけ。期待していてください」と力を込めた村田。未来を切り開くゴングは23日に鳴る。 (藤本敏和)

 

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