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【格闘技】

Ben-K時代到来のV3 ドラゴンゲート最高峰タイトル

2019年11月6日 紙面から

吉野正人(下)を下しマイクパフォーマンスするBen−K=エディオンアリーナ大阪で(川北真三撮影)

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 ドラゴンゲートの最高峰タイトル、オープン・ザ・ドリームゲート選手権が4日、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)であり、王者のBen−K(28)が過去4度同王座に就いている吉野正人(39)を21分45秒、スピア(タックル)から3カウントを奪って完勝。3度目の防衛に成功した。

 Ben−Kにとっては1年ぶりの雪辱戦だった。昨年の同じ日、同じ会場で、当時王者だった吉野に挑んだが、完膚なきまでにたたきのめされて敗れた。だが、その後の急成長で今年7月に歴代最強といわれたPAC(英国)に勝ち、ベルトを巻いた。今回の相手に自ら吉野を選び、逆の立場でリングに上がった。

 最大の見せ場は昨年の決まり手となった吉野の「ソル・ナシエンテ改」を外したシーンだった。相手の両腕をロックしながら頸(けい)動脈を締めあげる吉野オリジナルの複合技だ。15分すぎ、この技をリングの真ん中で決められたが、Ben−Kは自慢の怪力で相手を持ち上げ、そのまま振り回して遠心力で跳ね飛ばした。ロープブレーク以外に逃げ道はないと思われていた必殺技が初めて外され、館内には驚きの声が起こった。

 起死回生を狙った吉野はラリアットに行こうとロープに飛んだ。だが王者は、返ってくる吉野を冷静に待ち、レスリング仕込みのスピアをカウンターで決めてKOした。「1年前の借りは返した。このベルトをもっと輝かせる」と宣言。これでYAMATO、望月成晃とベテラン勢を3連破し、ドラゴンゲートの新時代到来を証明しつつある。次の挑戦者は、吉野の盟友である土井成樹(39)に決まった。 (大西洋和)

 

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