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【格闘技】

きょうWBAライトフライ級世界戦 入場曲選びでは久田のKO負け

2019年10月1日 紙面から

ともに計量をパスした京口(右)と久田=エディオンアリーナ大阪で(藤本敏和撮影)

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 ボクシングのWBAライトフライ級タイトル戦(1日・エディオンアリーナ大阪)の前日計量が9月30日に同会場で行われ、スーパー王者・京口紘人(25)=ワタナベ=がリミットちょうどの48・9キロ。挑戦者の同級1位・久田哲也(34)=ハラダ=が48・8キロでともに1回でクリアした。久田は計量後、大ファンで入場曲にしようとしていたレゲエ歌手「EXPRESS」が京口の知人だったため使用を断られたと明かし、「勝って防衛戦で入場曲に」と誓っていた。

 「ショックでした。ここでも京口出てくるか、と思って」

 計量を終えた久田が入場曲の紆余(うよ)曲折について明かした。大好きなレゲエ歌手、EXPRESSの「もぐらの唄」。9度目の敗戦を経験してボクシングをやめかけていた30歳当時に出会い、励まされて現役を続けたヒット曲。世界初挑戦で、知人の紹介でEXPRESSから入場曲を提供してもらえるという話になって大喜びしていたところで、本人から断りの連絡が来てしまったというのだ。

 EXPRESSは7年ほど前、京口のいた大商大ボクシング部に通い、直接指導を受けていた。当時の仲間と、プロデビュー当時から京口の入場曲も提供している。その対戦相手にはつけないということだった。

 だが、EXPRESSは久田の気持ちに感動。入場曲には使えないけど…としながらも、別の曲「LIFE」に久田の名を入れて歌った特別版を録音し、プレゼントした。「聴いて朝から号泣ですよ。娘の前で恥ずかしかった」と、久田はうれしそうに話す。

 気持ちは完全に切り替わった。「勝って世界王者になって、防衛戦でEXPRESSさんの曲をかけたい」。入場曲選びでも前に立ちふさがった王者を倒し、ベルトとともに大好きな曲も自分のものにするつもりだ。 (藤本敏和)

 

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