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【格闘技】

父は元世界王者 畑中建人が世界ランカー対決で判定勝ち

2019年8月25日 紙面から

10回、アプシード(右)を攻める畑中=武田テバオーシャンアリーナで(太田朗子撮影)

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 田中恒成の世界戦の前座で、元WBCスーパーバンタム級王者・畑中清詞の長男、WBC世界ユースフライ級王者の畑中建人(21)=畑中=が、同ライトフライ級11位のジェイセバー・アプシード(フィリピン)との10回戦(51・2キロ契約)を戦い、3−0で判定勝ち。初の世界ランカー戦は激しい打ち合いとなり、前半に1度ずつダウンを奪い合う中で勝利をもぎとった。

 これでプロ転向後は10戦全勝。格上相手にアマ時代を含めて初めてというダウンを奪われた上、KOできず9戦続けてきたパーフェクトレコードが途切れた。それでも試合後は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 「想像通りの厳しい展開だったが、10回を戦って経験になった。倒されたのはダメだけど、課題が見つかったので良しとします。何より勝てて良かった」

 経験の少ないサウスポー対策として、元世界3階級王者・長谷川穂積の指導を仰いだ。7月ごろから4回に分け、神戸のジムで稽古を受け「勉強させてもらった。いろんな人に恩返ししたい」と意気込んでいた。

 7月20日の前試合から、調整期間は異例の短さとも言える中1カ月。畑中は「もう、このスパンではやりたくない」と苦笑しつつ、試合経験を積んだことを前向きに捉えた。

 苦しみながらも、この勝利で世界ランク入りが見えてきた。「(世界戦を)視野に入れられる立場にやっとなれたかな」と畑中。ほろ苦い経験を財産に前進し続ける。 (高畑章)

 

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