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【Bリーグ愛知】

波に乗れないシーホース三河 若きポイントガード陣が語るディフェンスの重要性

2019年11月4日 17時25分

 昨季まで2年連続のBリーグ得点王に輝いたダバンテ・ガードナー、経験豊富で高いオフェンス能力を持つ川村卓也らを獲得する大型補強を敢行しながら、今ひとつ乗り切れていないシーホース三河。前評判通りに得点能力の高さは発揮しているものの、一方でディフェンスの脆さも露呈し、接戦を落とし続けて3勝9敗と大きく負け越している。

 攻撃的な選手たちを操る司令塔役として、今後の浮沈のカギを握るとも言えるのが、熊谷航(23)、會田圭佑(24)、長野誠史(24)の若きポイントガード陣だ。85-104で敗れた2日のサンロッカーズ渋谷後、熊谷、會田の2人に自らのプレー、チームの状況などを聞いた。(2日の渋谷戦終了後)

「新人賞を狙っていきたい」と意気込む熊谷(シーホース三河提供)

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◇熊谷「5人全員が共通意識を持ってディフェンスを」

−きょうのプレーを振り返って

熊谷「個人的に少ないシュート本数の中でもっともっと確率を上げていかないといけないなというのと、第3Qの入りのターンオーバーが、自分の中では本当に全然ダメだったかなと思います」

−渋谷のディフェンス強度は予想以上だったか

「前半は縦に行くドライブができていたんですけど、後半になってちょっと消極的になってしまったというか、守りに入ってしまった。前半の部分が継続できていなかったので、そこが(良くなかった)原因かなと思います」

−鈴木ヘッドコーチは「丁寧に行き過ぎた」と話していたが

「やっぱりパスばっかり狙ってしまうと、本当に相手の思うツボというか、やっぱりドライブすることでファウルも生まれますし、ファウルが生まれることで、相手もディフェンスでプレッシャーが掛けられなくなるので、まずはアタックすることが大事かなと思います」

−チームとして、相手に3ポイントを29本も打たれたディフェンスについては

「うーん、ピックアンドロールへの対応だったり、ローテーションが全然できていなかったので、そういうところで、相手にイージーなシュートを打たせてしまったかなと思います」

−チームのディフェンスが課題だと思うが

「やっぱりコミュニケーションを取らないとダメっていうことは普段の練習から言っているんですけど、それがなかなかうまく改善できていないですし、現状として結果的にも3ポイントを相手に打たれてしまっている。そこは本当に5人全員でやらないと、チームディフェンスはまとまらないので、5人全員が共通意識を持って40分間ディフェンスをやらないといけないと思います」

−コート上の声も少ない印象があるが

「うーん。なるべくは取るようにはしているんですけど、ポイントガードが若いっていうのもありますし、新加入選手も多く入ってきたので、そこのコミュニケーションはまだまだできてないかなと思います」

−ポイントガードの若い3人で競っている面は

「練習中でも本当にファウルになるくらいプレッシャーを掛けていますし、やられたらやり返すくらいの気持ちで僕はやっているので、すごく相乗効果が出ているんではないかなと思います」

−會田、長野と比べ、自分が優っているところは

「2人と比べて、僕はサイズが一番小さいですけど、でもそのサイズが小さい中でもフィジカルのコンタクトだったりとか、スピードは自分が一番だと思っているので、そういったところをアピールできたらなと思います」

−オフェンスが武器な選手が多い中で、ポイントガードの出来がチームを左右すると思うが

「そうですね。相手もウイング陣にはパスを持たせないというディフェンスを毎回してくるので、やっぱりその中でパスを供給したりとか、自分がアタックして、そのズレを相手に生ませることで、またウイングが空いてくると思うので、やはりポイントガードの出来が鍵になってくると思います」

−今季の個人的な目標は

「個人的には新人賞の候補に入ってくるので、そこは狙いたいと思いますし、まずはやっぱりチームの勝ち。チャンピオンシップに行くのはもちろんですし、そこは一つでも上の優勝っていうのを目指してやっていきたいなと思います」

青森から今季移籍してきた會田(シーホース三河提供)

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◇會田「全員がハードにディフェンスをやらなくては」

−きょうのプレーを振り返って

「最初は自分のシュートが決まって、いい流れで入れたと思うんですけど、所々でプレッシャーでターンオーバーしてしまった部分もあったので、そこがなければもっといい流れを継続できたかなと思います」

−相手はオールコートで激しい守備をしてきたが、予想以上の強度だったか

「予想していたよりも強いというか…。自分のミスなんですけど、パスのタイミングだったり、そういう部分もなかなかまだ合わなかったんで、少しのズレですけど、そこの部分がターンオーバーになってしまったなと思います」

−鈴木HCは「丁寧にやりすぎた」と言っていたが

「そうですね。1回ターンオーバーしてしまったところから、思い切ってパスを出せばいいところを出せなくなったっていうのはありますし、そこはやっぱり切り替えて、ミスをしたことを忘れるくらいのメンタルでいかないといけないかなと思います」

−相手に3ポイントシュートを29本も打たれたが

「まあ、ローテーションはきょうの試合に限らずですけど、まだちょっと個人、個人が頑張っているところがあって、チームの連係というか、5人で守っているというところはちょっと薄れているかなというのは感じるので、そこはまた練習と試合でやっていくしかないかなと思っています」

−コートの中のコミュニケーションが少ない印象があるが

「そこも、コミュニケーションもそうですけど、ディフェンスは気持ちの部分も結構大きいので、ハードに全員がやらなくちゃいけないかなと思います」

−チームとして変えていかないといけないことは

「きょうのハーフタイムのときも、選手自身で話し合ったときに、オフェンスでは何だかんだ言ってもハーフで50点くらい取れている。(大事なのは)本当にディフェンスだっていう話はしたんですけど。そこは本当に全員がそう思っていますし、そこを変えなければ、またここから上がっていけないと思うので、オフェンスよりディフェンスを頑張りたいなと思います」

−B2の青森から今季移籍してきたが、B1のレベルは違うか

「やっぱりディフェンスの圧力というか、プレッシャーの部分は常に掛けてくるので、そこは違いますし、そのプレッシャーを掛けられている中で、冷静に判断できるようなところっていうのはもっと必要かなと思います」

−ポイントガードは3人とも若いが、ここは負けないと思う点は

「長野は本当にシュートが一番入るっていうのがあって、航(熊谷)はスピードがありますけど、僕はディフェンスとオフェンスのバランスの部分で勝負したいと思っていて、あとはチームへの配球だったりってところで勝負したいと思っています」

−3人で話し合うことは

「そうですね。練習とかでも話しますね。たくさん点を取れるプレーヤーがいるので、『あの場面はあっちに打たせた方がよかったかな』とか」

−得点を取る選手がたくさんいるチームで難しい点はあるか

「考え過ぎると難しくなってきますね(笑)」

−今シーズンの個人的な目標は

「シーズンを戦いながら、チームとしてプレーオフに出て、プレーオフでポイントガードとして、もっと支配できるようなところまで行けるように成長していきたいと思っています」

 

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