トップ > 富山 > 記者コラム:越中春秋 > 記事

ここから本文

記者コラム:越中春秋

実用品

 入善町特産、入善ジャンボ西瓜(すいか)の出荷時に緩衝材として使う、さん俵作りを同町内で取材して思った。わら縄を除くと、人生で初めて見るわら細工の実用品ではないかと。わら細工で思い浮かぶのは、正月のしめ飾り、神社のしめ縄。欠かせないものではあるが、実用品かと問われると、首をかしげてしまう。わらじ、雪ぐつなど民芸品は飾るにはいいが、使う人が多いとは思えない。

 さん俵はその点、きっぱりと実用品。毎夏、重さが平均十八キロもあるジャンボ西瓜の上下に置き、運搬時に割れないようにする必需品。高級感も醸し出す。冬のさん俵作り、いいですね。作業場が雪に閉ざされていたら、もっと風情が出たかも。 (松本芳孝)

 

この記事を印刷する

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索