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記者コラム:越中春秋

発達障害と裁判

 発達障害が犯罪者にみられる。そう偏見が広まらないか不安だ。

 強盗殺人未遂罪などで懲役十四年の判決が言い渡された前田将輝被告(23)。発達障害の一つ自閉症スペクトラム障害があり、対人関係に不安があった。過去のいじめや失恋も重なり、自信が薄れて拳銃自殺をしようとするが、襲った警察官に撃退された。

 犯行に至るまでの経緯に障害の影響はあったが、あくまで間接的。犯行に直接影響したものではないと、裁判所は認めている。

 発達障害は基本的には完治できない。だからこそ、認め、必要なら助けが必要になる。それに、障害の特性を生かして特定の分野で活躍する人は多い。固定観念は振り払うべきだ。(向川原悠吾)

 

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