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記者コラム:越中春秋

利賀の初午

 子どもたちが家々を回り、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家内安全を願う「利賀の初午(はつうま)」。先日、南砺市利賀村上村地区で取材した。

 「乗りこんだ。乗りこんだ。お馬が乗りこんだ…」。わらで作った頭をつけた午が前後に動いたり高くなったり、低くなったりして舞い踊る。その後は福俵転がし。小ぶりの俵にひもがついていてこれを三回転がし、そのたびに重そうにたぐり寄せる。「俵は持ち去りますが、福は置いていきます」。最後の口上がふるっている。

 一年の初めに子どもたちが家に福を運んでくれる。家の人たちはみんな笑顔だ。江戸時代から続くありがたい行事。子どもたちこそが福であり、宝なのだと思った。

 (山森保)

 

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