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記者コラム:越中春秋

故障した踏切

 カン、カン、カン。富山市内の踏切。遮断棒が下りていないのになぜか警報音が鳴っていた。一瞬迷い、踏切の手前で車のブレーキを踏んだ。警報音が正常なら、列車がやって来る。雨降る夜で見通しは最悪。後続車も横断をためらい、車の列が延びていった。

 数分もたたず、ベテランとおぼしき男性警官二人が現れた。車列の前に進み出て「待て」の合図。やがて列車が通過した。線路の先を観察し、無線で連絡を取り合い、安全を確認してから横断を促してくれた。渋滞は解消された。

 雨具も着けず誘導棒一本で交通整理を始めた男性警官。素早い対応で、確かにあった事故の芽を摘んでしまった。線路を渡り、ひとり静かに感動した。(山本真士)

 

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