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記者コラム:越中春秋

Yの謎

 小矢部市の桜町遺跡から出土した謎のY字材は何に使われたか。富山大名誉教授が先日、川で運んだ丸太の陸揚げ説など新仮説を桜町石斧(せきふ)の会に提案した。

 約四千年前の縄文中期の地層から出土したYの形に切ったクリの木二本。二股部分の片面の一部が平たく削られている。

 「なぜこの形?」「平たく削られている理由は?」。何か理由があるはず。真実は一つだが、この難問は謎のままだろう。

 名誉教授も桜町石斧の会のメンバーも童心に帰って楽しげに検証するだけの魅力があるようだ。

 帰り際、Y字の小枝一本を土産にもらった。手の上の小枝から、縄文人の暮らしを空想してみるのも面白い。(武田寛史)

 

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