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記者コラム:越中春秋

銭湯

 子どもの頃、祖父母の家に遊びに行くと、いつも銭湯へ連れて行ってもらった。夕日が差す中、三人で土手を歩いた光景は今でも目に浮かぶ。年老いて外出も難しくなった今の二人は、どれほどあの場所を恋しがっているだろうか。

 先日、県内の頑張る銭湯を取材した。富山は人口に対する銭湯数が全国上位だが、今や全盛期の三分の一まで減少。客の高齢化や原油高など取り巻く環境は本当に厳しい。そんな中、店主たちは地域のために銭湯という場所を残そうと奮闘していた。

 今でもよく銭湯に行ってあの頃のように風呂上がりに冷たいコーヒー牛乳をいただく。ただ風呂に入るだけでは得られない幸せを感じられる場所だ。 (柘原由紀)

 

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