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NPO通信

Nプロジェクトひと・みち・まち(2) 防災に男女差なくす

性の違いより、一人ひとりの得意なことを見て生かそう(Nプロ制作リーフレットのイラスト)

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 先週のこのコーナーを見て、石川県の女性から十月二十八日の防災講座に参加したいという電話がありました。「防災士になったので勉強したい」とのこと。その方も、地域防災には男女のリーダーが必要だと思われているそうです。うれしい連絡でした。

 しかし、富山県の現状を見ると、防災士は男性千百九人、女性百二十七人で、その人数に大きな差があります(二〇一八年五月現在)。防災講座(高岡市にて参加無料)は、男女二人ずつ四人のチームで参加する新しい企画です。

 参加募集の際、自治会では男女混合のチームをつくることが難しいという声を多く聞きました。男性は女性を、女性は男性をチームに誘うことに苦労しているそうです。あなたの地域ではどうでしょうか?

 NPO活動をしていて思うのは、大人になってからではなかなか意識や習慣を変えられないということです。小さい時から一人ひとり、自分の得意なことを生かして誰とでも協力していく経験を重ねることの重要性、そしてそれを応援する社会環境の必要性を痛感しています。現状では、進学の時期、仕事をする際、そして結婚を機に…、意識していないと、だんだんと従来型の役割に当てはめていく社会に組み込まれていってしまいます。

 そこでNプロは、子どもたちに性別によらず自分らしく生きる権利があることをしっかりと伝えたいと、「第一回赤松良子ジェンダー平等基金」に応募し「女性差別撤廃条約」のことを小学生に分かりやすく伝えるリーフレットを作りました。先生や保護者など、周りの大人とも一緒に見てもらいたいと工夫しました。

 小さいころからの意識が、ゆくゆくは災害に強い地域づくりにもつながり、あらゆる分野で男女が共に多様な視点やアイデアを出し合い、その分野を発展させていくことになると考えます。

 リーフレットは、子どもと大人でクイズなどしながら一緒に語り合えるつくりとなっています。関心のある方はお気軽にご連絡ください。

 (問)0766(23)1054、npro@live.jp

  (理事長 大坪久美子)

 

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