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とやま遺産

一年中 花咲き 人集う チューリップ四季彩館

写真撮影を楽しむ訪日客。冬でもチューリップは花盛りだ=砺波市中村で

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 寒空の外とは一転、別世界が広がる。砺波市中村のチューリップ四季彩館は冬でも三十品種以上、五千本がズラリ。本場・オランダにもない、年間を通じてチューリップが楽しめる世界で唯一の施設だ。

 季咲きと抑制、促成栽培の三つを組み合わせている。露地植えと同じ四月中旬から順に咲き始めるのが季咲き。これが終わる五月中旬に抑制栽培に移り、十二月下旬に促成栽培に入れ替える。抑制は前年に収穫した球根を零下二度に冷凍して成長を抑える。促成はその年に収穫した球根を五度で二カ月間冷蔵する。いずれも加温すると開花する性質を利用して咲かせる。

 品種ごとに開花時期にわずかな違いがあり、色合いも考慮して花壇をデザイン。しおれた花一輪で興ざめするから気を抜けない。通年開花に必要な球根は年間十四万球に上る。

 栽培担当の嶋田武明さん(47)は一九九六年四月の開館時からのスタッフ。「当初は植物園や学びの施設の色合いが強かった。年々観光施設として脚光を浴びるようになった」と話す。

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 外国人の来場は台湾を中心に年間一万人を超える。観光客以外にも、結婚式用の写真撮影のカップル、写真愛好家などいろんな人が訪れる。四季彩館も撮影ポイントや小道具を用意して協力している。(山森保)

 

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