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とやま遺産

高さ20メートル 富山港展望台 黒光り 岩瀬・屋根瓦群

高さ20メートルから岩瀬の町並みを眺められる富山港展望台=富山市東岩瀬町で

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 高さ二十メートルから全方向を眺められる展望室が浮かぶ富山市東岩瀬町の富山港展望台。カツカツと階段を上り切ると、富山湾や岩瀬の町並み、立山連峰が目に飛び込んでくる。澄んだ青空が広がれば、能登半島も浮かび上がる。

 展望台ができたのは一九八五年。国内外から多くの船舶が行き交う富山港のシンボルになってほしいと建てられた。デザインとなったのは南に五百メートルほど離れた金刀比羅(ことひら)社にある高さ六メートルほどの常夜灯。江戸時代後期、多くの漁船が往来していた富山港で、灯台の役割を果たしていた。

 今は役目を変えて、地元や岩瀬の町並みを散策する人たちに愛用されている。百段ほどの階段を上りきった後、爽快感とともに楽しめる景色は訪れる人の心を和ませている。

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 展望室からは富山湾や立山連峰などの美しい自然が広がる。東側にまぶしく黒光りするのは岩瀬の屋根瓦群。積もった雪を滑りやすくする黒い釉薬(ゆうやく)が塗られ、輝いている。

 展望台を管理する富山港事務所の職員は「当初は海を眺めるためのものだったんですが、岩瀬の町並みもきれいですよね」とうれしそうだった。 (向川原悠吾)

立山連峰を背景に岩瀬の屋根瓦群が黒光りする富山港展望台から見た風景=富山市東岩瀬町で

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