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とやま遺産

氷見の海岸の朝日 だるま形 写真家魅了

氷見市で見られるだるま形の朝日=同市間島で

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 氷見市の海岸の朝日は「日本の朝日百選」の一つ。五月下旬から六月上旬までは、だるまの頭のような形の朝日が見られる。

 五月下旬の午前四時半、富山湾に突き出た阿尾城跡を望む同市間島に写真を撮りに行った。日中は汗ばむ暑さにもかかわらず、早朝は寒い。水平線から太陽が昇り始めると、海面を赤く照らしていき、楕円形(だえんけい)からハンバーガーのような形、だるま形と次々と形を変えていった。近くには多くの写真家が並び、懸命にシャッターを切っていた。

 だるま朝日は、海面付近の気温差で光が屈折して見える蜃気楼(しんきろう)現象の一種。近くで撮影していた高岡市の七十代男性は朝晴れていたら来ているそう。「阿尾城跡と太陽を一緒に写したい。四月終わりから朝日が立山連峰を外れ、もやがかかって見えづらくなる夏まで撮影できる。多いときは二十〜三十人くらい来ていたよ」と教えてくれた。

 近くの民宿にも、だるま朝日の写真が飾られている。経営者は「氷見には特別珍しい観光地はないけど、美しい日の出や景色がある」と胸を張る。氷見の朝日は、多くの人を魅了している。(小寺香菜子)

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