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深掘りTOYAMA(BBT連動企画)

観光に磨き 地域一丸で 富山で相次ぐホテル進出 政投銀富山事務所長に聞く

地域と一体となった観光の取り組みを呼び掛ける吉田守一所長=富山市の日本政策投資銀行富山事務所で

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 北陸新幹線の金沢開業以来、過剰なほどのホテル建設が進む金沢市に続き、富山市でもこのところホテル進出が相次いでいる。新幹線の敦賀延伸や大阪延伸も見込んだ動きとの見方もある中、日本政策投資銀行富山事務所の吉田守一(しゅいち)所長は「好機ととらえて地域と一体となった観光振興」を呼び掛ける。(聞き手・中島健二)

 −富山のホテル建設の現状をどう見る。

 「富山駅前のまとまった土地がある所に建設される計画が目立っているが、今の国内はインバウンド(訪日外国人客)が富山でも年間三十万人を超える。これは新幹線開業前の二・二倍。東京五輪・パラリンピックでさらに進むだろうが、富山駅とその周辺に外資系ホテルが進出するということは、インバウンドが宿泊しやすいホテルが増えるということ。メリットは大きい」

 −富山市では路面電車の南北接続や岩瀬地区などで観光の要素が増えている。国内客対応も必要では?

 「ホテルが増えて宿泊者数が増えると、それだけ滞在時間が延びる。その滞在時間でどんな体験ができるか、それを地域一丸となって磨き上げて宿泊者に伝えていく努力が求められる。そういった点で、富山の観光の要素、魅力が高まっているのは間違いなく、その魅力を強めることが必要」

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 −ホテルラッシュとなれば競合を生き抜くための取り組みが求められる。

 「創意工夫が必要だが、魅力を高めて、滞在時間を延ばして、さらにいろんな体験をしてもらうということをホテルだけでやることは不可能。観光地としての富山とホテル業界が一体となった盛り上げ方をしていかねばならない」

 −富山の良さを高めて広める、ということか。

 「富山には他の地域に負けないたくさんの魅力的な観光資源がある。その魅力をきちんと宿泊者に体験していただく取り組みが広がり、提供されていけば、宿泊と地域への波及効果が結び付き、ラッシュになっても全体として栄えることができる。そんな望ましい姿を期待したい」

 

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