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深掘りTOYAMA(BBT連動企画)

手づくり満載ゲストハウス カフェに趣味の高級車展示  

注目集める岩瀬地区

【上】しろくまインとケイレン・キースさん(右)、麻里子さん。内部はケイレンさんの手作り満載【下】スーパーカーが展示された「キッチン&カフェガレガレ」は白エビ料理も提供する=いずれも富山市岩瀬地区で

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 来年三月の富山ライトレール・富山地方鉄道の南北電車接続に向けて、飲食店などの開業が相次ぐ富山市岩瀬地区。今年五月に空き家を改装してオープンしたゲストハウスは射水市出身の女性と結婚したカナダ出身の元ホテルマンが自身の思いを集約させた手作り満載だ。十一日に開業したばかりのカフェもオーナーが趣味で持つスーパーカーを展示するなど、独特の魅力で注目を集めている。

 歴史的な趣が人気の大町通りから少し入るとシロクマを描いた看板が目にとまった。ゲストハウスの「しろくまイン」。カナダ出身のケイレン・キースさん(65)と妻の麻里子さん(49)が今年五月に開業した。しろくまは白髪に白いひげのケイレンさんの容姿からつけたという。

 二階建ての空き家。内装などは「もったいない」を大事にするケイレンさん自身が、もともとあった部材や外出して見かけた廃材などを持ち込んで手作りで施工した。例えば和室を洋室に改装した客室のベッドはその部屋の畳を使って作り、床の間だった場所に巧みに組み込んだ。

 ウッドデッキの飾りなどは醸造所の古いたるを解体して作り、風呂の浴槽カバーや台所のまな板には、改装中のパチンコ店から出た大理石の廃材を活用するなどアイデアがたっぷり込められている。

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 カナダのスキーリゾート地などで二十五年間、ホテル業界に勤めたケイレンさん。現地で知り合った麻里子さんと十八年前に結婚し来日。その後も宿泊業をいつかやれたらと考え続け、四年前に射水市から移り住んだ岩瀬にほれ込んで開業を決めた。「富山駅からライトレールで来て、帰りは富岩運河水上ラインの船で。そんなルートと古い町並みが魅力的。だから岩瀬にした」という。ゲストハウスは四部屋で定員十人。一泊朝食付きで八千〜九千円。

 一方、岩瀬浜駅近くの岩瀬カナル会館向かいに構える「キッチン&カフェ ガレガレ」は、白エビ漁などの漁師、網谷一吉さん(57)が開いた。展示するのはランボルギーニとダッジ・チャレンジャー。知人が名古屋市でガレージとカフェを一体化した店を出したことから思い付いたという。

 メニューには白エビ料理も。「ここでは白エビがとれるのに軽く入って食べられる所がない。おいしいものを食べて、喜んでもらえたら」と思いを込めた。

 南北電車接続は、今月十二日に富山駅北口で富山ライトレールと富山地方鉄道の路面電車のレールがつながった。来年三月二十一日から直通運転される。(中島健二)

 

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