トップ > 富山 > 12月3日の記事一覧 > 記事

ここから本文

富山

冬山の事故に備え 上市署 馬場島派出所を開所

伊藤憲悦署長(左)から指示を受ける上市署山岳警備隊員ら=上市町伊折の上市署馬場島警備派出所で

写真

 冬山シーズンを迎え、北アルプス・剣岳の登山口に二日、上市署馬場島(ばんばじま)警備派出所(上市町伊折、標高約七五〇メートル)が開所した。山岳遭難事故が発生した際の救助出動や、入山者への指導を担う。

 開所式では県警、山岳警備隊などから二十人が参加。伊藤憲悦署長が「これから天候も厳しくなる。緊張感をもって取り組んで」と警備隊に指示。県警の牧田広嗣地域部長は「剣岳にあこがれた多くの登山者がやってくる。入山指導や情報共有を」と激励した。隊には県警から救助用のロープが授与された。

 剣岳周辺に入る際に登山届を県に提出することが義務付けられている五月十五日まで、派出所を設けている。提出状況によって、派出所の体制も変える。登山者の増加が見込まれる年末年始は、早月小屋(同二、二〇〇メートル)にも人員を配置し、計約十人で事故に備える。

 冬山期間は今月一日から二月末まで。昨年の冬山期間の遭難件数は県全体で二件三人で、うち一件は剣岳周辺で発生している。県警は「冬山は遭難すると、救助が長引くする可能性がある。食料を携行し、事前に長期間の天候を確認してほしい」と注意を呼び掛けている。 (山岸弓華)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索