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志功、光瑶の作品 写真OK 福光美術館の常設展

「棟方作品が写真撮影できるようになりました」とPRする松浦晴美副館長=南砺市法林寺で

写真

SNSでの情報拡散に期待

 南砺市福光美術館は、板画家の棟方志功(一九〇三〜七五年)と同市出身の日本画家・石崎光瑶(いしざきこうよう)(一八八四〜一九四七年)の常設展を来館者が写真撮影できるようにした。作品や美術館を身近にしてもらい、会員制交流サイト(SNS)での情報の拡散にも期待している。(山森保)

 著作権者の棟方の孫・良(りょう)氏(東京)から申し出があり、分館の愛染苑(福光)にある棟方作品とともに撮影できるようになった。石崎は没後七十年がすぎて著作権が切れており、一緒に撮影可に踏み切った。

 撮影した写真は私的利用に限る。フラッシュや三脚、自撮り棒の使用、動画の撮影は禁止。シャッター音などが鑑賞の迷惑にならないようにし、SNSで情報を拡散する場合は「#福光美術館」を明記することが条件。棟方の肖像写真は別に著作権者がおり、撮影できない。

 同美術館の棟方作品は代表作の一つ「二菩薩釈迦(ぼさつしゃか)十大弟子」など寄託品を含め書画、工芸品など約四百九十点に及ぶ。石崎の作品は鮮やかな色使いで写真映えする。

 副館長の松浦晴美さんは「撮影可を待っていたと言う人もいて喜ばれています。美術館も変わらなければ」と手応えを話す。棟方、石崎の作品に限らず、著作権者の了解が得られれば、企画展でも撮影可を取り入れていく方針だ。

 

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