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「編みなおす」表現力競う 「富山デザインコンペティション2019」 高岡で始まる

(上)準グランプリの荒俣琢椰さんの作品(中)準グランプリの三島大世さんの作品(下)審査員特別賞の原田一穂さんの作品

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グランプリは該当なし

準GPに荒俣、三島さん

 県を代表するデザインイベント「富山デザインウエーブ」の「富山デザインコンペティション2019」の作品展示が9日、高岡市のウイング・ウイング高岡で始まった。14日まで。(武田寛史)

 準グランプリに、荒俣琢椰(あらまたたくや)さん(東京都)のトレー「Pel(ペル)」と三島大世(みしまたいせい)さん(同)の「富山の売薬式防災プロジェクト」が選ばれた。審査員特別賞は原田一穂(はらだかずほ)さん(神奈川県)のストロー型製氷器「鋳物を学ぶ機会のデザイン」。グランプリの該当作品はなかった。

 コンペのテーマは、素材や技術、文化を融合させて再編集する「編みなおす」。全国から二百五十五点の応募があり、一次審査の通過作品十点の最終審査が八日夜、高岡市内であった。

 荒俣さんの作品は網戸の防虫ネットとラバースプレーで作製した光を不規則透過するトレー。三島さんの作品は富山の売薬の先用後利の仕組みを取り入れ、家庭に置く防災箱の中身を行商人が定期的に交換するプロジェクト。原田さんは廃プラスチック対策として、鋳造技術を生かし、氷のストローが作れる製氷器。

 コンペは二十六回目。開催委員会の実行委員長を務めた桐山登士樹(きりやまとしき)・県総合デザインセンター所長は「今回からデザインの魅力だけでなく、社会や環境に影響を及ぼす俯瞰(ふかん)的視野や視点を持つ作品を求めた。厳しく審査した結果、次の可能性に期待してグランプリは該当しなかった。四半世紀が過ぎ、新しい領域を求めていきたい」と話した。

 準グランプリなどの作品展示会場では、企画展「平成を彩ったデザイン」も開催。平成時代の画期的なデザイン三十点も紹介している。県と富山市、高岡市でつくる開催委員会の主催、北陸中日新聞後援。

 

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