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富山湾の新スターに一票 魚津水族館 10生物「立候補」

美しい富山湾にふさわしい生き物総選挙に投票する親子=魚津市の魚津水族館で

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「美しい湾クラブ」記念 来月12日結果

 魚津水族館は10日、「美しい富山湾にふさわしい生き物」総選挙の来館者投票を始めた。候補は同館学芸員、飼育員が選んだ10種の水生生物。ブリ、シロエビ、ホタルイカ、ベニズワイガニなど有名どころは外し、新スター誕生を図る。投票期間は来月10日まで。結果は同12日、館内や公式ホームページで発表する。(松本芳孝)

 十月に世界で最も美しい湾クラブ世界総会が県内で開かれることを記念し、企画した。

 寺岡京志郎飼育員が推すのはアマモ。「小魚が暮らす海のゆりかご」がキャッチコピーだ。内野僚飼育員はかつての厄介者扱いから、「魚津寒ハギ如月(きさらぎ)王」ブランドで高級魚に成り上がったウマヅラハギを推薦する。不破光大学芸員は故郷の朝日町宮崎地区で一本釣りされる体長二メートル超のオオクチイシナギ(オイボ)を掲げた。

 木村知晴飼育員は体長一〇センチと小さく、目立たないが、よく見ると体表にも背びれにも美しい模様があるキヌバリをたたえる。斎藤真里飼育員は富山で生まれ、大回遊をして故郷に戻るサクラマス(ヤマメ)を挙げた。楢崎樹飼育員はホルスタイン様の白黒の体と二本の角がキュートなシロウミウシをめでる。

 草間啓飼育員は「ボタンエビ」と誤った名称で流通するのを嘆くトヤマエビの正しい名の発信を図る。ふわふわ揺らぐ黄色の触手が愛らしいニホンキサンゴは西馬和沙飼育員のお気に入り。泉拓朗飼育員は世界で初めて魚津水族館で発光が確認されたマツカサウオ、大原望飼育員は海の癒やし系代表ミズクラゲが富山湾にふさわしいと考える。

 投票場所には推薦人が制作した選挙ポスターが並べられ、来館者はポスター下の升目に青いシールを貼って投票する。初日午前中は「トヤマ」が冠されたトヤマエビが一歩抜け出していた。 

 

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