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立山連峰 内蔵助雪渓 氷河 天界の避暑地

氷河に認定された内蔵助雪渓=立山町で

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 令和の夏に、氷河期をちょっぴり味わった。登山者でにぎわう雄山山頂からおよそ三十分、ジグザグの急斜面を下ると、真っ白な雪の塊が広がる。太古の雪を目の当たりにして、涼しさと歴史のロマンに浸った。

 内蔵助(くらのすけ)雪渓は立山カルデラ砂防博物館(立山町)の調査で昨年、氷河と確認された。二〇一二年に立山連峰で日本初の氷河が確認されて以来、国内の氷河は全て北アルプス北部に集中しており、世界でも有数の降雪量を物語る。

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 氷河は継続的に流動している氷体のこと。内蔵助雪渓は雪が最も少ないときでも厚さ三十メートル、長さ二百〜三百メートルに達し、五年間で約十五センチ流れていた。国内氷河の中で内蔵助雪渓は特に一般の登山道から近く、時期によっては実際に雪渓の上を歩くこともできる。

 同館の飯田肇学芸課長(64)は「氷河期の生き残りであるライチョウや高山植物が現存しており氷河は今も活動している。そんなところに気軽に行けるのが立山の最大の特徴」と話す。下界の暑さに耐えかねたときは、氷河の世界に旅してみては。 

  (柘原由紀)

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