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大嘗祭に「富富富」を 黒部で早乙女ら手植え

献穀斎圃に富富富の苗を植える早乙女=黒部市若栗で

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 十一月十四、十五の両日に皇居で開かれる大嘗祭(だいじょうさい)に献納する「富富富」の田植祭が十八日、県を代表して栽培を担う黒部市若栗の奉耕主・池田順郎(じゅんろう)さん(69)の献穀斎圃(ほ)であった。池田さんの孫青空(そら)さん(16)=魚津高一年=ら地元の小中高校生の早乙女五人が苗を手植えした。

 大嘗祭は例年十一月二十三日に開かれる新嘗祭(にいなめさい)に代わり、天皇即位の年だけに開かれる祭事。

 神事では鳥居を設置し、竹垣で囲った一アールの「献穀斎圃」で、池田さんが木製のくわを三回振るって、おはらいした。青空さん、小西しせさん(15)=桜井高一年、長島紗愛(さえ)さん(15)=泊高一年=と妹の由茉(ゆま)さん(10)=若栗小五年、林遥菜(はるな)さん(13)=桜井中二年=が素足でぬかるんだ田に入り、太鼓の合図で田植えをした。地区、市、県、JA関係者ら約百五十人が見守った。

 神事後の式典で、市献穀奉耕協力会の福島孝会長が「天皇ご即位の特別な年に奉耕できるのは名誉なこと。会として協力していく」とあいさつ。池田さんは「私の農業の集大成として、日本一の黒部米を献納したい」と抱負を語った。青空さんは「祖父が育てたおいしいお米を毎日食べている。植えた苗もそうなってほしい」と話した。

 献納米の収穫を祝う抜穂祭(ぬきほさい)は九月二十二日に開かれる。

  (松本芳孝)

 

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