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子どもの健康被害 心配 震災被災の女性 富山で講演

福島県の現状を語る渡部裕美子さん(左)=富山市湊入船町の県民共生センター・サンフォルテで

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 東日本大震災で被災した渡部裕美子さん(50)=福島県いわき市=が30日、富山市湊入船町の県民共生センター・サンフォルテで講演し、東京電力福島第一原発事故の影響に今も苦しむ心境を明かした。

 事故当時、原発から36キロ離れた場所に住み、幼稚園児と小中学生3人の子どもを育てていた渡部さんは、子どもたちが事故後、食事ができなくなり、元気もなくなったことを紹介。4月に学校が再開しても放射性物質の影響を考え、学校と自宅を往復させるだけの日々が続いたといい、現在保育士を務める自身の経験から「屋外で遊ぶ機会が失われ、幼児期の成長が遅れた」と語った。

 渡部さんは「この先、子どもたちにどんな健康被害が出るのかが福島の母親の一番の悩み。事故前、原発は身近なもので恐怖も知識もなかった。今は後悔している」と語った。

 被災者支援をしている「富山で保養+避難受け入れネットワーク」などが福島の現状を知ってもらおうと講演会を主催した。 (酒井翔平)

 

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