トップ > 富山 > 3月22日の記事一覧 > 記事

ここから本文

富山

インド少数民族の民謡 映画に あす射水で上映

映画「あまねき旋律」の本編画像

写真

「俚謡山脈」DJイベントも

 インド少数民族の民謡をテーマにした映画「あまねき旋律(しらべ)」の上映と、民謡DJユニット「俚謡(りよう)山脈」によるイベントが二十三日、射水市戸破のLETTER(旧小杉郵便局)二階のアトリエセーベーである。(柘原由紀)

 映画はインド東北部のミャンマー国境付近に位置するナガランド州ペク県の少数民族「チャケサン・ナガ」の民謡を追った音楽ドキュメンタリー。農作業のときに歌われる労作唄は、南アジアの音楽文化では極めて珍しい多声的合唱でまるで賛美歌のよう。恋愛や友愛、戦いが歌われ、村人の生活とは切り離せない。インドからの独立運動で村から歌が消えた歴史も描かれる。

 上映後には、日本各地の民謡の音源を収集し、CDやレコードにして民謡の魅力を発信する二人組ユニット俚謡山脈によるDJイベントを開催。地域を実際に歩いて民謡の歴史や背景まで探る二人のトークを交えながら、大好きだという富山の民謡も選曲する。

 主催するアトリエセーベーの樋口裕重子(ゆちこ)さん(47)は「私たちが子どもの頃に聞いた子守歌や民謡は生活と地続きで、知らないはずの歴史が隠れていると思える映画」と紹介。「自分の足で歩き、見つけ、そのことを記録し残すこと。そしてそれを伝えることの重要さに心打たれた。俚謡山脈が関わった作品を聴くと、日本もまだまだ広くて知らないことだらけじゃないかと、うれしくなる」と来場を呼び掛ける。

 午前十時半開場、午前十一時上映開始。DJイベントは午後一時半から。映画とDJイベント三千三百円、DJイベントのみ二千円(DJイベントは中学生以下無料)。映画は、富山市中央通りの「ほとり座」でも二十三〜二十九日に上映される。

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索