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けん玉3段 人の輪も描く 星槎国際高・奥田さん

(上)けん玉の難技を披露する奥田雄輝さん(下)日本けん玉協会が認定する3段に受かった奥田さん=いずれも富山市愛宕町の星槎国際高富山学習センターで

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難関合格 もっと仲間を

 星槎国際高富山学習センター(富山市)を今春卒業する奥田雄輝さん(18)=高岡市=が、日本けん玉協会認定の三段に合格した。県内の三段以上は奥田さんを含めてわずか九人の難関を突破した。(向川原悠吾)

 奥田さんがけん玉を始めたのは一昨年十二月。保育園や高齢者施設などで利用者と一緒にできる遊びを研究する福祉系のゼミで、練習したことがきっかけだった。練習を積むほど難易度の高い技ができるようになり、「何回も何回も練習して、成功した時がとても楽しかった」と魅力に取りつかれた。

 「どこに行ってもけん玉は持ち歩く」と言うほど夢中になり、所有する五個は全て剣先が丸くすり減っているほど。どんどん上達し、認定試験を受けに名古屋市にまで行く熱の入りようだった。

 けん玉を続けて性格にも変化が出た。始めるまでは人と話すことに苦手意識があった。ただ、講習会などでほかの参加者と接するうちに、年代が異なる初対面の人たちと技を教え合うなどして、交流が生まれた。「会話は今も苦手だけれど、少しずつ話すことが増えてきたと思う」と思い返す。

 卒業後は高岡市の衣料品製造会社に就職が決まっている。そして、社会人になってもけん玉は続ける予定だ。目標は二十歳未満が受けられる最高段位の五段。けん玉を通じて輪が広がることも願っている。

 「けん玉仲間が増えて一緒に切磋琢磨(せっさたくま)できる人が増えたらうれしい。それが広まって、いろんな人との輪が広まったら、よりうれしい」。期待を胸に卒業を迎える。

 

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