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蜃気楼など富山の自然 学芸員が研究発表会

弥陀ケ原湿原の池塘などの解説があった研究発表会

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 富山市科学博物館の学芸員による研究発表会が九日、同館であり、県内の山岳地域の調査発表など四テーマについて市民ら約三十人が学びを深めた。

 朴木英治学芸員は、立山連峰の弥陀ケ原湿原にある「池塘(ちとう)」ができる原因を解説。「餓鬼田(がきだ)」とも呼ばれる池塘は小さな池で、成り立ちの詳細は不明。池塘の堤防部分の粘土層を解析した朴木さんは「池塘の外形は氷河時代に形成された地形が原型ではないか」と指摘した。

 市川真史学芸員は、富山市から魚津市の富山湾に出現する蜃気楼(しんきろう)像を撮影し、撮影する高さによって変化することを研究。海岸にある防波堤の階段で三段ずつ高さを変えると、異なる蜃気楼像が観察され「異なる高度から撮影することによって、より正確に気温の分布の状態が把握できる」と発表した。

 学芸員の研究発表会は毎年開かれている。 (柘原由紀)

 

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