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新型肺炎対策に陣営苦慮 静岡4区補選

衆院静岡4区補選の立候補予定者の事務所で、手を小まめに消毒する陣営スタッフ=26日、静岡市清水区で

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 新型コロナウイルスの感染拡大は、四月二十六日に投開票される衆院静岡4区(静岡、富士市の一部と富士宮市)の補欠選挙でも、陣営の戦い方に大きな影響を与える。

 前県議の新人深沢陽一さん(43)=自民=が補選用に設けた静岡市清水区の事務所。入り口には、消毒用エタノールやアルコール入りのウエットティッシュが置かれ、スタッフは小まめに手を消毒する。

 通常の選挙戦は、多数の人を集めた決起集会や街頭での演説、不特定多数との握手などが欠かせない。いずれも感染の拡大が懸念され、天野一選対本部長(県議)は「大規模な集会や握手などの接触は極力避けざるを得ない」と話す。

 三月一日に予定する富士宮市の事務所開きは「支部長らに参加者を限定し小規模になる」。陣営からの情報発信はツイッターやフェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)を中心にする方針だ。

 共産党中央委員の元職島津幸広さん(63)を擁立する党県委員会は、屋内での演説会は取りやめ、街頭での開催に切り替えることを検討している。

 渡辺浩美選対部長は「選対内部では、日常的にアルコール消毒の徹底や、マスクの着用を呼び掛けている」と話した。

 二十六日に県庁で正式に出馬会見した政治団体代表、矢内東紀(はるき)さん(29)は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に投稿するユーチューバーとしても知られる。

 選挙戦では順次、政策紹介を投稿することで街頭演説と同じ効果が期待できると説明。「こうした状況ではネット選挙活動が強みになる」と語った。

 二カ月後の投開票に向け、県選管の担当者は「たくさんの人が集まる機会には感染予防の措置を取るよう、地区の選管に呼び掛けていく」と述べた。

 4区補選には、NHKから国民を守る党の新人立花孝志さん(52)、無所属新人の田中健さん(42)も出馬を予定する。

(三宅千智、岸友里、五十幡将之)

 

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