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浜松市教委が校則見直し研修会

◆下着の色指定「理由ない」

浜松市教委の方針を聞く市立小中学校の担当教諭ら=24日、同市北区東三方町の市教育会館で

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 浜松市教委は二十四日、市内の全公立小中学校百四十六校を対象にした研修会を市教育会館(北区)で開き、時代にそぐわない校則や校内ルールを積極的に見直すよう促した。担当教諭ら約百五十人が出席し「理由が説明できない校則がある」「細かな規定は不要」などと、見直しに前向きな意見が相次いだ。

 市教委指導課の野秋愛美課長が冒頭のあいさつで「校則が人権を侵害するものであってはならない。社会の変化に柔軟に対応できるものに見直していく必要がある」と呼び掛けた。

 その後は非公開。市教委によると、常葉大の太田正義准教授(教育心理学)が、人権への配慮が必要とする校則のあり方を講演。教諭らは五〜六人のグループに分かれ、それぞれ勤務する学校の校則を載せた資料を基に話し合った。

 意見交換では、ポニーテール禁止など男女別の細かな頭髪規定は不要で「『清潔感がある』『運動に支障がない』などの表記でいいのでは」との提案があった。別の教諭からは、靴下の色や長さ、下着の色まで指定することについて「理由が説明できない」と改善を求める声も上がった。

 見直すかどうかは各学校長の判断となり、市教委は各校の対応を見守る。野秋課長は「一つ一つの校則が必要なものか、それぞれ精査してほしい」と述べた。

(角野峻也)

 

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