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都道府県男子駅伝5位 アンカー伊藤6人抜き

ガッツポーズでゴールする5位の静岡・伊藤達彦選手=19日、広島市内で(畦地巧輝撮影)

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 広島市などで十九日に行われた、第二十五回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で静岡は快走。2時間18分36秒の大会新記録をマークして五位に入り、三年ぶり四回目の入賞を果たした。

 広島市の平和記念公園前を発着し、広島県廿日市市大野を折り返す七区間48キロで行われ、静岡は一区で尾崎健斗選手(浜松商高)が19分51秒の区間タイ記録で七位につけた。その後、一時は十四位まで下がったが、六区の馬場大翔(ひろと)選手(御殿場中)、アンカーの伊藤達彦選手(東京国際大)がともに区間五位の走りで盛り返し、これまでの県最高記録(2時間20分41秒)を六年ぶりに大きく更新して五位に入った。

(石川淳)

◆静岡チームの記録 

 (個人記録のかっこ内の順位は前が区間、後ろが総合)

 (5)静岡2時間18分36秒=大会新

 ▽1区(7キロ) 尾崎健斗(浜松商高)19分51秒=区間タイ(7位、(7))

 ▽2区(3キロ) 杉浦柊人(吉田中)8分35秒(8位、(7))

 ▽3区(8・5キロ) 藤曲寛人(加藤学園高出身、順天堂大)24分10秒(13位、(7))

 ▽4区(5キロ) 山本樹(島田高)14分52秒(29位、(12))

 ▽5区(8・5キロ) 吉田響(東海大静岡翔洋高)25分1秒(22位、(14))

 ▽6区(3キロ) 馬場大翔(御殿場中)8分34秒(5位、(11))

 ▽7区(13キロ) 伊藤達彦(浜松商高出身、東京国際大)37分33秒(5位、(5))

◆総合力で入賞つかむ

力走する静岡のアンカー伊藤達彦選手(左)=広島市で

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 静岡は総合力で五位入賞を飾った。

 一区で尾崎健斗選手(浜松商高二年)が、チームスタッフの「一位と30秒以内の差でつないでくれれば」という考えを大きく上回る5秒差の七位で走ったことが大きかった。

 二、三区でも順位を守り、五区を終わって十四位まで下がったが、六区では、昨年この区間を走った馬場大翔選手(御殿場中三年)が「去年の経験が生かせた」と区間五位、三人抜きと好走。最後は昨年のユニバーシアードハーフマラソン三位の伊藤達彦選手(浜松商高出身、東京国際大四年)がエースの責任を果たし五位入賞を決めた。

 大会前にはけが人が出たほか、調子が上がってこない選手もいて、スタッフが当初考えていた通りのオーダーは組めなかった。しかし、一区の尾崎選手のように予想以上に頑張った選手がいたほか、起用が微妙だった選手も力を発揮するなど、各選手が役割を果たして入賞を引き寄せた。

 清尊徳(せいたかのり)監督=藤枝明誠高教=は「正直、不安はあったが、選手はよくやった。静岡の長距離が底上げされていることを感じるレースだった。高校生は二年生が多く来年につなげたい」と評価した。

◆初出場の尾崎 冷静にトップ追走

5位入賞し、笑顔を見せる静岡の選手たち=広島市で

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 一区と七区を走った浜松商高の現役とOBのコンビが活躍。五位入賞に大きく貢献した。

 一区では同高二年の尾崎健斗選手が「自分の仕事はトップが見える位置でつなぐこと」と冷静な走りを見せ、区間七位でいい流れをもたらした。

 七区では十一位でたすきを受けた同高出身の伊藤達彦選手が「三キロすぎからずっときつかったが、意外に粘れた」と振り返る六人抜きの頑張りで入賞を決めた。

 初めて出場した尾崎選手は「粘っていくしかない、と考えていたら、まわりの選手が離れていって、自然に七位になった」と照れ笑い。三回目の出場になる伊藤選手は「これまで二回はチームに迷惑をかけてきた。きつかったけれど最後の一キロでうまく仕掛けられた。一区(尾崎選手)の頑張りがいいプレッシャーになりました」と後輩の健闘をたたえた。

 

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