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美誠3冠ならず 早田に敗れる

女子シングルス準決勝で早田ひなに敗れた伊藤美誠

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 卓球の全日本選手権最終日は十九日、丸善インテックアリーナ大阪で行われ、女子シングルス決勝で早田ひな(日本生命)が石川佳純(全農)を4−1で破って初優勝した。早田と組んだ女子ダブルス、混合ダブルスを含む三年連続三冠を狙った伊藤美誠(磐田市出身、スターツ)は、準決勝で早田に3−4で敗れ、果たせなかった。

 男子シングルスは宇田幸矢(エリートアカデミー)が決勝で、張本智和(木下グループ)に4−3で競り勝って初優勝した。

 「無敗の女」を目指す明るく強気な伊藤の目に、見慣れない涙があふれた。3年連続3冠まであと一つとした女子シングルスは早田との準決勝で大接戦の末に終盤に力尽き「持っているものは出したんじゃないかと思う」と声を震わせた。

 早田は前日、女子ダブルス3連覇をともに喜んだ仲間でもあり、同じ19歳のライバル。試合は序盤から完敗を覚悟するような厳しい内容だった。サーブで崩されて最終ゲームにもつれ込むと、4−4からレシーブを台の端ぎりぎりに打ち込まれて失点。続くラリーでも速いテンポで強打を押し込まれて4点連続で落とし、勝ちきれなかった。

 2020年を迎えた元日に「負けない選手になりたい」と決意したものの、最初の大会でつまずいた。半年後の東京五輪はシングルス、混合ダブルス、団体の3種目に出る。今大会の方が試合間隔が短く「一番きつい全日本を経験したことは五輪に生きる。負けて良かったとは思わないけど、だからこそ頑張れる」。悔しさを糧に世界に挑む。

 

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