日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）で史上初の四年連続の年間優勝を達成したホンダＦＣが十六日、浜松市北区の本田都田サッカー場で行われた二十八節・ラインメール青森戦終了後、ＪＦＬの桑原勝義理事長から、優勝カップを授与された。ホンダの偉業をホームのサポーター約八百人がともに祝った。試合は１−１の引き分けだった。

　表彰式で、桑原理事長から優勝カップを手にしたＤＦ鈴木雄也主将（２８）の表情が緩んだ。優勝カップを頭上に掲げると、選手らは両手を突き上げ、サポーターからは歓声が上がった。

　今季は二節まで一分け一敗とスタートでつまずきながら、粘り強い戦いぶりを見せた。今月十日の二十七節・流通経済大ドラゴンズ龍ケ崎戦で逆転勝利を収め、四連覇を決めた。

（川住貴）