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JRと県が合意文書作成へ リニア工事

◆国交省関与より深く

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事を巡り、難波喬司副知事は二十一日、県庁で会見し、難航するJR東海との協議の前進に向け、国土交通省が「行司役」としてより深く関与するとの合意文書を、月内にも作成することを明らかにした。

 難波副知事によると、十一日に国交省の水嶋智鉄道局長、JR東海の宇野護副社長と会談。国が従来の「見守る」立場から関与を深めることで合意し、文書で残すことになったという。

 難波副知事は「国交省の中立性がどのように保たれるのか。(流量減少を懸念する)地域の実情を踏まえて関与してほしいと伝えた」と述べた。

 トンネル工事の周辺では台風19号で土砂崩れなどが起き、林道東俣線が通行止めになっている。川勝平太知事は二十一日の定例会見で「アクセスルートが脆弱(ぜいじゃく)なことを放置しながら、本体工事の着工を急ぐJRの姿勢には疑問を感じざるを得ない。作業員に安全に工事をさせるのは義務だ」と批判した。

 この林道はリニアの工事用車両などが通行する。管理する静岡市は年内の仮復旧を目指している。

(広田和也)

 

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