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「良い夢ありがとう」 ラグビーW杯、エコパでPV

日本が苦戦する試合を見守るラグビーファンら=20日、袋井市のエコパスタジアムで

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 九月に強豪アイルランドを破った舞台となったエコパスタジアム(袋井市)のパブリックビューイングには、当初見込まれた五千人を大幅に上回る七千五百人が詰め掛け、最後まで声援を送った。

 日本は先制を許したが、ペナルティーゴールで2点差に詰め寄ると、スタンドの「桜ジャージー」を着たファンらが総立ちに。「よし」「やった!」と歓声が響いた。

 ハーフタイムには、ヤマハ発動機ジュビロの選手五人によるトークショーがピッチであった。人工芝の特設席で観戦した袋井市の小学二年、松下裕良君(7つ)は「すごい。格好いい」と応援。これまでの日本代表の活躍にあこがれ、ラグビーを習うことにした。

 南アフリカ代表ジャージー姿で訪れた浜松市中区の会社員泉太樹さん(40)は「一九九五年の大会で好きになった」。南アはアパルトヘイト(人種隔離)に伴う制裁が解除され初出場した九五年に優勝。「人種の壁を越えて喜びが広がった。最高のチームだった」と熱く語り、この日は「どちらも良いプレーを」と願った。

 後半は点差を広げられた。敗戦が決まると、「ニッポン」コールを送っていたスタンドにため息が漏れた後、拍手が湧き起こった。桜ジャージー姿で応援した袋井市萱間の藤田泰万さん(57)は涙を目にため「静岡から歴史に名を刻んだ。『良い夢をありがとう』と言いたい」と語った。

 静岡市役所新館の食堂でも市主催のパブリックビューイングがあり、百五十人が集まった。静岡高校ラグビー部の元マネジャー谷沢南美さん(23)=葵区=は「今から四年後が楽しみ。フランス行きます」と話した。

(鈴木凜平、岸友里)

 

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