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静大「マルチ金融情報注意」 高額USB 学生被害

 為替相場の価格変動を予想し投資する「バイナリーオプション(BO)」と呼ばれる金融取引の情報が入ったUSBメモリーなどを高額で買わされる被害が学内で相次いだとして、静岡大はホームページ(HP)で注意を呼び掛けている。

 BOは一定期間、為替相場の動きを予想し、当たれば一定額を受け取ることができ、外れれば全額を失う。短期間に繰り返し取引できるため、損失額が大きくなるリスクがある。

 静大が10日付でHPに掲載した「学長告知」によると、BOの投資情報が入ったUSBメモリーやセミナー参加権を販売するため、紹介料を目的に知り合いなどを勧誘する「マルチまがい商法」に関与する学生が学内に複数いる。人間関係が破綻したり、消費者金融で多額の借金をしたり、健全な学生生活を続けることが困難になった学生もいるとして関与を禁じている。

 本紙の取材に静大は2019年度に複数件の被害を確認したが、学生への聞き取りは警察に委ねており、学生が勧誘する側に関与している可能性を含め「詳細を把握できていない」としている。寺村泰副学長は「学生生活に支障が出ないよう、マルチ商法には関わらないでほしい」と述べた。

 BOを巡っては静岡市や県にも若者らの被害が報告されている。法政大や中央大など首都圏の大学も注意喚起をしている。

 

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