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浜松の児童2人、選手と入場 ラグビーW杯

選手たちと入場する村瀬順太朗君(左から3人目)と柳瀬夏候君(右)=9日、袋井市のエコパスタジアムで

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 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、出場する国や地域の代表選手と一緒に入場する「マスコットキッズ」。エコパスタジアム(袋井市)で九日行われたスコットランド−ロシア戦では、浜松市の児童二人が大きな体の選手たちに負けず劣らず堂々と入場。大役を終えた二人は「次は選手としてW杯に出られるように」と思いを募らせた。

 二人は、浜松市中区の村瀬順太朗君(10)=上島小四年=と、同市北区の柳瀬夏候(かこう)君(10)=三方原小四年。二人は保育園児のころから浜名湖ラグビースクールで共に練習に励む大の仲良し。一緒に応募し、全国の約七百人の中から選ばれた。

 この日、四万四千百二十三人の大観衆が見守る中、村瀬君はスコットランドのジョン・バークレー選手と、柳瀬君はロシアのワシリー・アルテミエフ主将と手をつなぎ、フィールドに足を踏み入れた。背丈は選手の胸にも満たないが、しっかりと前を見据えて堂々と歩いた。

 選手たちが整列すると、二人は一緒に肩を組んでそれぞれの国歌やアンセム(曲)を熱唱。この日に向けて動画投稿サイト「ユーチューブ」で勉強して臨んだといい、村瀬君は「間違えずに歌うことができた」と喜んだ。

 柳瀬君は入場前、アルテミエフ主将に「頑張って」とロシア語で声をかけると、親指を突き立てるグッドサインを返してくれたと感激。「緊張せずに気持ちを伝えられてうれしかった」と笑顔を見せた。

 スタンドで見守った村瀬君の父規弘さん(44)は「熱い気持ちが込み上げた。特別な体験を糧に、何事にも真摯(しんし)に取り組める子に育ってほしい」、柳瀬君の父耕平さん(35)も「堂々とした姿に成長を感じた。自分の可能性を信じ、これからもラグビーを頑張ってほしい」とたたえた。

(坂本圭佑)

 

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