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県立高の校則・規則 服装、校外生活にも

 静岡県内の全日制県立高校の校則や規則を本紙が情報公開請求して開示された資料からは、頭髪だけでなく、服装や学校生活に関係ない校外生活にもブラック校則と疑われる決まりが存在する現状が浮かび上がった。

 服装に関しては、全日制県立高校全八十三校のうち、八十一校で何らかの決まりがある。うち四十一校で下着の色を指定したり、柄物を禁止したりしている。多くは「白色の無地」で、「黒の無地」や「ベージュ」も認める高校もある。島田商は、夏服時に男女とも「下着(白)を着用する」と定め、理由を「健康維持のため」としている。

 女子にはコートの着用を認めているのに、「男子は原則として認めない」と規定している高校もあった。

 夜間の帰宅時間を定め、外泊を禁じるなど、校外生活にも七十八校で決まりがあった。海外旅行や登山、スキー、祭典の参加なども、計画を学校に届け出させたり、許可制にしたりしている高校もある。

(高橋貴仁)

■ブラック校則が疑われる静岡県立高校の主な校則や規則(抜粋)

【服装】

・コートの着用は不可(稲取)

・女子は黒または紺のPコートに限り認め、男子は原則として着用を認めない(伊豆中央)

・防寒コートは学級担任の許可を得て使用する(掛川西)

・暑い場合は授業担当者の許可を得てブレザーを脱ぐことを認める(富士宮北)

・シャツまたはブラウスの下に着用するものは白を基調とした地味な色に限る。柄ものは着用しない(浜松江之島)

【頭髪】

・男子は短髪またはスポーツ刈りを基本とする(静岡農)

・中学在学中や中学卒業から高校入学までの間に一度でも染色等をしてしまった生徒は高校を卒業するまでの3年間、継続した頭髪指導を受けることになる(静岡西)

【校外活動】

・外泊は極力さけること。やむを得ない時は保護者の承認を得る。かつ事後、担任に報告承認を受ける(伊東商)

・保護者同伴の場合を除き夜間外出は次の時間までとする。男子=年間を通じて21時。女子=5〜9月20時、10〜4月19時(浜北西)

・次の事項は禁止。祭典参加=許可者は除く(掛川工)

※かっこ内は高校名

 

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