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サクラエビ秋漁 来月23日解禁

◆規制内容は審議継続

 サクラエビの記録的な不漁を受け、県桜えび漁業組合は二十一日、静岡市清水区の由比港漁協で船主会を開き、今年の秋漁の漁期を十月二十三日から十二月二十三日と決めた。

 実石正則組合長が、船主会後の取材に答えた。サクラエビ漁は昨年、春漁の記録的な不漁を受け、秋漁は全面中止。今年の春漁は漁獲総量の規制や禁漁区を設けるなどしたが、予定よりも五日早く漁を打ち切り、水揚げ量が過去最低の八五・三トンだった。

 県の調査によると、二〇一九年七月の駿河湾の卵の推計数は三百二十六兆粒と判明。一八年七〜九月は合計で十九兆粒だった。資源が回復傾向にあることから、組合は秋漁が実施できると判断した。実石組合長は「手放しで喜べる状況ではないが、みんながよく我慢してくれて、卵も回復している」と話した。

 自主規制の内容は「資源調査の結果をみながら、解禁日までに決めて操業を始めたい」と述べた。一方で、「捕りながら増やすという、相反することを目指している。来年の春漁につながるように細心の注意を払いたい」とも話し、漁の結果次第では、今年の春漁のように、漁を早めに切り上げる可能性にも言及した。

(高橋貴仁)

 

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