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静岡をハンバーグ王国に プロジェクト開始

◆藤枝の田形さん

「静岡ハンバーグ王国プロジェクト」を立ち上げたキャラクターデザイナーの田形友幸さん=藤枝市で

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 ミカンや茶で知られる静岡県。実は全国有数のハンバーグ消費地でもある。藤枝市のキャラクターデザイナー田形友幸さん(45)は今春、県内の食品メーカーや関係者らで「静岡ハンバーグ王国プロジェクト」を立ち上げた。地元食材を使った「変わり種」の商品化に取り組み「カレーやラーメンに並ぶ国民食にしたい」と意気込む。

 地元の無料情報誌の編集長だった十年ほど前、ハンバーグ特集で感じた疑問が原点だ。つけ麺や「冷やし」など多様なスタイルが受け入れられているラーメンと比べ、ハンバーグのメニューには広がりがない。そう思い、浜名湖のアサリを盛り付けた「浜名湖ボンゴレバーグ」などを次々と考案し、飲食店に提案して回った。

 総務省の家計調査によると、外食を除くハンバーグの世帯当たりの年間支出額で二〇一五年、静岡市が全国の政令市、県庁所在市で一位に。一五〜一七年の世帯当たり支出額の年平均では静岡市が四位、浜松市が六位だった。

 「関西は牛肉で関東は豚肉。その中間の静岡では合いびき肉が好まれるのでは」と田形さん。今年九月から藤枝市の地域おこし協力隊員となり、プロジェクトを本格化させた。ジビエ(野生鳥獣肉)を使った「サファリバーグ」や食品メーカーと開発したカロリー控えめ「スマートバーグ」の販売に向け奔走する。

 「バーグマン田形」として度々メディアに登場し、「一般社団法人日本ハンバーグ協会理事長」の肩書も持つ。本職の技能を生かし、クマと掛け合わせたキャラクター「ハンバーグマのグーグー」も生み出した。

 朝からラーメンを食べる藤枝市や焼津市、福島県などの食習慣にも目を付け「朝ラーならぬ朝バーグを売りにする店もあってもいいのでは」。アイデアは肉汁のようにあふれ出る。

 

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