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春野産キャビア 英王室が太鼓判 ポロ世界大会で副賞

春野産キャビアの瓶詰。海外向けデザインは日本らしく桜をあしらっている

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 浜松市天竜区春野町でチョウザメの養殖を手掛けるケーブル製造会社「金子コード」(東京)が生産する高級食材のキャビアが、六月に英国で開かれたポロ世界大会「ザ・ロイヤルウィンザー・カップ」優勝者の副賞に選ばれた。同社関係者は「縁あって英国王室関係者に認めていただき、大変栄誉なこと」と喜ぶ。

 英国で六十年以上の歴史を持つ大会で、観戦したエリザベス女王が優勝チームの選手に手渡した。三十グラム入りの瓶詰で、ラベルは海外向けに日本らしく桜をデザインし、春野にちなみ「春」の字を入れている。

 同社によると、チャールズ皇太子主催のチャリティーイベントに金子智樹社長が賛同していることが縁になったという。英国王室御用達シェフが春野産キャビアを知り、味を高く評価し採用を決めた。シェフが手掛けた主賓席の昼食会でもコース料理の食材として振る舞われた。

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 同社は浜松市北区に主力工場があり、春野のきれいな水を生かした新規事業のチョウザメ養殖は五年目。市から無償で借りた旧春野南中プールや自前の施設で、国内有数の二万匹を育てる。

 ブランド名は「HAL(ハル)キャビア」で、取り扱い料理店は都内を中心に百店以上。昨年冬に東南アジアに初めて一部を輸出し、将来の本格的な輸出も見据える。同社の中村秀憲食品部長は「引き合いが多く、国内でもまかない切れない状況だが、供給量を増やしたい」と抱負を話した。

(島将之)

 

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