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バス車内で期日前投票 熱海市が県内初導入

路線バスに設けた移動期日前投票所で投票を済ます高齢者。バスの後部席に座っているのは投票立会人=熱海市伊豆山の県営七尾団地で

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 二十一日投開票の参院選で、熱海市内に十一日、路線バスの車両を利用した「移動期日前投票所」が登場した。この日限定の試験導入。高齢などで投票所に行くのが難しい有権者に配慮し、熱海市選挙管理委員会が採用した。路線バスを利用した移動投票所の導入は県内の自治体で初めて。

 車両は伊豆東海バス(伊東市)から低床式のノンステップ型バスを借りた。車内に立会人が待機、客席スペースに記載台と投票箱を設置した。

 バスは山間部や高台にある県営七尾団地(熱海市伊豆山)と市営中野団地(同市下多賀)の二カ所を回り、計九十五人が投票した。つえを突いて訪れた権守ちづ子さん(83)は「楽に投票できて助かる」と喜んだ。

路線バスを投票所とした参院選の移動期日前投票所=熱海市伊豆山の県営七尾団地で

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 熱海市は高齢化率47・76%で県内市町で三番目、市では最も高い。坂道も多いことなどから試験導入を決めた。市選管の吉田耕之助委員長は「今回の結果を見て、今後の継続や開設場所の数などを検討したい」と語った。

 バスの投票所は今年二月の愛知県知事選で豊田市が全国で初実施。県選管によると、県内の移動投票所は、伊豆の国市が二〇一七年から大型ワゴン車を用いて実施し、熱海市は二例目になる。

(中谷秀樹、写真も)

 

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