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J1静岡勢 磐田はドロー、清水は逆転勝ち

◆磐田0−0G大阪

磐田−G大阪 後半終了間際、G大阪の攻撃をパンチングでしのぐ磐田のGKカミンスキー(中)

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 明治安田J1第15節最終日は15日、ヤマハスタジアムなどで6試合があり、磐田はG大阪と0−0で引き分けた。

 終盤はともに積極的に攻めたが無得点に終わった。磐田は後半にロドリゲス、大久保らを投入して左から繰り返し仕掛けたが、守備陣を崩し切れなかった。G大阪は黄義助が厳しいマークの中で奮闘したものの、ゴールが遠かった。

 磐田は2試合連続のドローで、3試合ぶりの勝利はならなかった。G大阪戦でJ1通算100試合出場を達成したGKカミンスキーの好守が目立った試合になった。

 磐田は前半開始直後からテンポの良いリズムでゲームを支配した。DF大井を軸にした最終ラインが高い位置をキープ。全体をコンパクトにしたサッカーでG大阪ゴールに迫るが、決定的チャンスをつかめない。DF新里は警告累積で出場停止だったが、代わりに入ったDF森下が攻守に絡んで、チームを引き締めた。

 しかし、後半に入ると、G大阪がペースをつかみ、両アウトサイドからの仕掛けで磐田ゴールを脅かした。これをカミンスキーを中心とした守備陣が耐え、無失点に抑えた。試合後、カミンスキーは「J1通算100試合出場を勝って祝いたかった。押していた前半に1点を取らないといけない。そのため、後半に押し込まれてしまった」と悔しさをにじませた。

 大井は「前半45分間は良かったので、それを60分、70分と延ばしていくことが大切」と前を向いた。磐田は15節を終え、ホームのヤマハスタジアムでの今季通算成績は、6戦して1勝3引き分け2敗。大勢の磐田サポーターが詰め掛けるヤマハスタジアムで、勝たないと、勢いに乗ることは難しい。

(川住貴)

◆清水3−2横浜M

清水−横浜M 後半終了間際、プロ初ゴールを決める清水・西沢(右)

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 明治安田J1第15節最終日は15日、IAIスタジアム日本平などで6試合があり、清水は横浜Mに3−2で逆転勝ちし、最下位を脱出した。

 清水が1−2の終了間際にカウンター2発で逆転した。後半44分に右からの折り返しをドウグラスが決め、直後には抜け出した西沢がゴール。横浜Mは後半36分に仲川の得点で勝ち越したが、退場者を出して反撃をしのげなかった。

 スタジアムが地鳴りのような歓声に包まれた。清水は後半44分、その2分後と流れるような速攻で2点をもぎ取り、ホームで劇的な逆転勝ち。左サイドを抜けだし殊勲の決勝弾をプロ初得点で飾った途中出場の西沢は「落ち着いて蹴れた。オレンジのユニホームが揺れていて感動した」と満面の笑みだった。

 前半はうまくプレスをかけられなかったが、後半から布陣を修正。2列目を3人から4人に増やし、球の出どころを抑えて何度も好機を迎えた。篠田監督は「前に推進力が出たし、奪ってから周りのスペースをうまく使えた。ギアが1個上がった」としてやったりの表情だった。

 残り10分を切ってから勝ち越される苦しい展開を乗り切った。後半にチーム1点目を決め、西沢と左サイドで好連係を見せた松原は「ここで勝ち点0と3ではかなり違った。無駄にしないよう、もう一回足元を見つめたい」と気の引き締めも忘れなかった。

 

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