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著名人、熱意に返信 磐田北高生「人生の助言」依頼

 磐田市の磐田北高校の生徒たちが、将来の生き方についてアドバイスをもらおうと、各界の著名人に送った手紙に、小説家の瀬戸内寂聴さんや落語家の三遊亭円楽さんら約三十人から返信があった。「好きなことを見つけて」「やり直す勇気も大切」といった内容で、生徒たちは「将来の励みになる」と喜んでいる。返信は八日の同校文化祭「さみどり祭」で展示する。

 学校創立百十周年と令和元年の節目となる文化祭の目玉として生徒会が企画した。四月に全校生徒八百三十一人からアドバイスを受けたい著名人を募り、五月上旬に学校紹介と「大人になるために私たちがすべきことは何か」を尋ねた手書きの手紙三百通を、生徒会のメンバー二十四人が中心となって送った。

 メンバーの一人は「返信があるか心配だったけど、挑戦することが大事だと思った」と振り返る。生徒たちが手紙に込めた熱意が伝わったようで、五月下旬から郵送や電子メールで返信が届き、七日までに約三十通が寄せられた。

 返信があったのは、寂聴さんや円楽さんをはじめ、誰もが知る映画監督や小説家、人気の芸人やダンサー、サッカー選手、若手の大物政治家などそうそうたる顔触れ。

 丁寧な手書きやA4用紙六枚にびっしりと書かれたメッセージ、イラストやサイン、本などを添えた返信もあった。鈴木真人校長は「どのアドバイスも高校時代の自分に向けたような内容で、温かみや優しさが伝わってくる。生徒たちにとって貴重な経験になった」と感謝する。

 三年で生徒会長の青島史歩さんは「今やるべきことが分かり、将来への目標意識が高まった。全校生徒で共有し、高校生活に生かしたい」と話している。

(夏目貴史)

 

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