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朝夕刊

県内大雨 伊豆で423ミリ

◆天竜区など1300戸一時停電

 寒冷前線の本州通過に伴い、静岡県内は二十一日午前を中心に激しい雨になった。静岡地方気象台によると、二十日午前十一時から二十一日午後七時までの総雨量は、伊豆市天城山で四二三・〇ミリとなり、平年の五月の総雨量四四一・五ミリに迫る記録となった。静岡市葵区と清水区、富士市、藤枝市、牧之原市では、二十四時間総雨量が五月の観測史上最大となった。

 県などによると、浜松市北区三ケ日町の釣橋川の水位が上昇し洪水の恐れがあるとして、午前六時四十分に付近の千十九世帯二千九百三十一人に避難勧告を出し、十時半に解除した。富士宮市の五百三十六世帯にも避難勧告が出たが、いずれも実際に避難した人はいなかった。同市西山で住宅一棟が床下浸水した。

 浜松市天竜区、掛川市、御前崎市、静岡市清水区の計千三百戸で一時、停電があった。

 二十二日は高気圧に覆われておおむね晴れ、県内各地で気温が上昇する見込み。予想最高気温は浜松で二九度、静岡で二五度、三島で二七度。

◆掛川で土砂崩れ

大雨の影響で県道に崩れ落ちた大木を片付けるショベルカー=21日午後2時50分、掛川市萩間で

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 大雨の影響で掛川市内では、県道や市道沿いの山肌など五カ所で土砂崩れがあり、そのうち同市萩間の県道掛川川根線が通行止めになっている。

 現場は原野谷川右岸沿いで、二十一日午前八時前に高さ四十メートル、幅三十メートルほどにわたって山肌が崩落。長さ約二十メートルの大木を含むスギなど五十本余りが、道路を覆って川まで落ちた。県袋井土木事務所掛川支所によると、大木には通信ケーブルが絡んでいるため、撤去には時間がかかる。

 JR東海によると、二十一日午前六時すぎから同八時三十五分まで、東海道線富士−興津間の上下線で運転を見合わせた。身延線富士−身延間の上下線も午前中は運転を見合わせた。

 中日本高速道路によると、新東名高速道路浜松浜北インターチェンジ(IC)−新城ICと新静岡IC−藤枝岡部IC、三ケ日ジャンクション(JCT)−浜松いなさJCTが一時通行止めになった。

 県内の公立小中高、特別支援学校合わせて百五十五校が休校、幼稚園五十三園が休園した。小中九十五校、幼稚園十九園は始業時間を遅らせた。浜松市教委によると、市立小中学校全百四十四校のうち、天竜区を中心に小学校十七校、中学校六校が休校。小学校五校が始業を遅らせた。

 

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