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アカウミガメ産卵 浜松と御前崎で今季初確認

確認、保護されたアカウミガメの卵=19日、浜松市西区馬郡町で(NPO法人サンクチュアリエヌピーオー提供)

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 浜松市西区と御前崎市の海岸で十九日から二十日にかけて、今季初となるアカウミガメの産卵が確認された。浜松市のNPO法人「サンクチュアリエヌピーオー」(中区)の調査員や、御前崎市のウミガメ保護監視員が計約二百八十個の卵を保護した。

 西区馬郡町の海岸では、十九日午前四時半ごろ、海岸から三十メートルほど内陸側で、百四十七個の卵が見つかった。サンクチュアリエヌピーオーの調査員が、盗掘や高波による流失から守るため、南区の海岸に設置している保護用の柵内に移した。

柵内に保護されたアカウミガメの卵=浜松市南区で

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 サンクチュアリエヌピーオーは毎年五〜八月、浜松から掛川市までの海岸約五十キロを手分けして歩き、産卵の調査をする。卵はピンポン球のような直径四センチほどで、触ってみると、わずかに弾力性がある。

 今年は昨年より九日、産卵の確認が早かった。産卵は八月末ごろまで続き、五月下旬に産み落とされた卵は、八月上〜中旬にふ化するという。子ガメは遠州灘海岸から順次、放流する。

 サンクチュアリエヌピーオーの馬塚丈司(たけじ)理事長(67)は「アカウミガメは二億年以上前から種として存続している。プラスチックやポリ袋をクラゲと間違えて食べてしまう。きれいな砂浜の維持に協力してほしい」と保護を呼びかけた。

(鎌倉優太)

 

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