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人件費などで赤字さらに増 熱海映画祭

◆追加債務で1465万円に

 昨年夏に熱海市で開催された第一回熱海国際映画祭の赤字額に大幅な食い違いがあった問題で、市は二十日、主催する実行委員会の赤字額が千四百六十五万円に上ると発表した。昨年九月に赤字額を六十一万円と公表したが、その後、多額の追加債務が判明。今月上旬には九百万円を超えることが明らかになったが、さらに拡大した。

 市の報告によると、昨年八月末の決算後、実行委代表の運営会社「フォーカス」(東京)に、追加の債務が発生したことが、赤字額の大幅な増額の理由としている。

 債務で高額なのは、放送会社「スカパー・ブロードキャスティング」(同)が立て替えた韓流スターのトークショーの出演費やBS放送で生中継した開会式の企画制作費など一千万円。会場ボランティアの人件費など約四百万円。

 返済先は十四件で、全額をフォーカスが支払うため、市などの追加負担はない。未払い金の総額は八百九十六万円。また映画コンテストのグランプリ賞金百万円が現在も未払いだった。

 映画祭は文化庁の補助金千五百万円と市の負担金五百万円が投入されている。斉藤栄市長は「会計や監査のチェックが甘かった。決算の後から未払いの問題が出てきた」などと釈明した。第二回も、フォーカスが主体で六月二十八日〜七月一日に開く。

(中谷秀樹)

 

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