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着工前に水中生物移す リニアトンネル、JR東海が提案

 リニア中央新幹線の南アルプストンネル(静岡市葵区)工事で、動植物への影響などを審議する県の中央新幹線環境保全連絡会議が九日、県庁であった。JR東海は着工前に水中生物を別の場所に移すなど新たな提案をした。

 提案によると、工事によって沢の水が枯れることが予想された場合、魚や河川に生息する生物を別の場所に移す。植物も移植する。

 JRの沢田尚夫・中央新幹線建設部次長は「県やさまざまな専門家の意見を聞いて具体的に進めたい」と述べた。

 掘削で発生する三百六十万立方メートルの土を置く「燕沢(つばくろさわ)」の土砂流出対策や濁水処理も審議した。JRは残土置き場が周辺環境に与える影響を防ぐため、着工前に管理計画を公表すると説明した。

 今回で、大井川の流量減少で動植物など生物多様性への影響に関する質疑は終わった。県は委員からの追加質問を取りまとめ、次回以降、JRに回答を求める。

(沢田佳孝)

 

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