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富士で4人死傷事故 軽横転しトラックに衝突

◆18歳3人死亡、1人重体

4人が乗っていたとみられる軽乗用車=2日午前3時21分、富士市厚原で(前田朋子撮影)

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 二日午前零時四十分ごろ、富士市厚原の県道で、全員十八歳の四人が乗った軽乗用車が横転し、大型トラックと衝突した。軽乗用車に乗っていた男女三人が死亡し、少年一人が重体となっている。

 死亡したのは、スポーツインストラクター杉山歩香さん=富士市比奈、介護ヘルパー佐野奈々さん=同市久沢=と建設作業員の高野圭太さん=富士宮市大中里。いずれも搬送先の病院で死亡が確認された。配管業の少年=富士市富士見台五=は意識不明になっている。

 署などによると、軽乗用車は何らかの理由で横転して対向車線にはみ出し、大型トラックの前面に衝突した。現場にブレーキ痕などはなかった。誰が軽乗用車を運転していたかは分かっていない。

 トラック運転手の男性(64)にけがはなく、男性が一一〇番した。

 事故直後、男性から話を聴いた女性によると、男性は「軽乗用車は蛇行しながら走ってきた。(ブレーキなどは)間に合わなかった」と語った。

 現場はJR身延線入山瀬駅の南東約一キロで、東名高速道路富士ICに近い。県道は富士市と富士宮市を結ぶ幹線道路で、昼間は頻繁に渋滞するが、夜は通行量が少ない。

◆安否問う声に返答なく

 富士市厚原の県道で起きた四人死傷事故。二日未明の現場は、割れたガラスや車の部品が反対車線の歩道にまで散乱し、衝突の激しさを物語っていた。

 現場近くの店舗で働く従業員は「『ドカーン』とすごい音がするので外に出ると、車が横転していた」と話す。

 午前零時四十分の発生直後、大破した軽乗用車の中には前に二人、後部座席に二人のいずれも若者が乗っていた。

 従業員は、衝突したトラックの運転手や、通行人とともに車の中の若者たちに安否を問う声をかけたが、誰からも返答はなく、体も動かなかったという。四人はその後、救急車で搬送された。

 従業員は「このあたりは直線で見通しがよく、事故は少ないのに」と話した。

 

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