トップ > 中日新聞しずおか > 朝夕刊 > 記事

ここから本文

朝夕刊

声優の白石冬美さんが死去

写真

 アニメ「巨人の星」の星明子役や「怪物くん」の声で知られる声優の白石冬美(しらいし・ふゆみ、本名芙美子=ふみこ)さんが、虚血性心不全のため東京都内で死去した。八十二歳。静岡県出身。

 東宝芸能学校、日劇ダンシングチームを経て一九六〇年代に声優に。アニメ「巨人の星」で、野球の特訓をする弟を木陰で見守り「飛雄馬…」と涙する明子役のほか「怪物くん」「パタリロ!」の主役、「オバケのQ太郎」のドロンパ、「機動戦士ガンダム」のミライの声などを務め、長く第一線で活躍した。

 六七年からTBSラジオの深夜番組「パック・イン・ミュージック」で声優野沢那智さんとDJも務め、「チャコ」の愛称で人気を博した。

 ◇ 

 白石冬美さんは二〇一三年から約一年間、浜松市内で声優の卵を指導した。同市天竜区水窪町をイメージした山間地を舞台とする長編アニメ製作が計画された際、月に二度ほど東京から招かれた。

 製作に携わったライブハウス「窓枠」(同市中区)の上嶋常夫会長(68)は、「滑舌が良く、透き通った声。やはりプロだと思った」と振り返る。アニメは上映まで至らなかったが、「プロながら、まるっきりの素人にも優しく教えてくれた。残念だ」としのんだ。

 

この記事を印刷する

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山
地方選挙

Search | 検索