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救助ミス落下 和解へ 13年富士山事故

◆静岡市と男性遺族

 二〇一三年、富士山で滑落した京都府の男性=当時(55)=が救助に当たった静岡市消防局のヘリコプターから落下し、死亡したのは不適切な救助が原因だったとして、遺族が市に約九千百万円の損害賠償を求めた訴訟を巡り、両者が和解する方向で協議を進めていることが分かった。

 市は八日開会の市議会に関連議案を提出し、可決されれば三月中にも和解が成立する見込み。市によると、和解条項には市が人命救助に尽力していくとの内容が盛り込まれ、和解金は発生しないという。

 遺族が一五年十二月に京都地裁に提訴。一七年十二月の地裁判決で遺族側の請求を棄却し、遺族側が大阪高裁に控訴した。

 地裁判決などによると、一三年十二月に京都府の登山グループが富士山頂付近で滑落。消防局のヘリが支援学校教諭の男性をつり上げる際に誤って落下させ、天候不良などのため救助を中断した。当初男性は意識があったが翌日、心肺停止状態で救助され、病院で死亡が確認された。

 

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